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【作品仕上げ】ブックマットの作り方

【作品仕上げ】ブックマットの作り方

丁寧にプリントした作品を展示したり保存する方法の一つにブックマットという方法があります。写真のアーカイバル処理(長期保存処理)としてのメジャーな方法です。

無酸性の厚紙で作られた穴の空いたマットと穴の空いていないマットを張り合わせ、それを折り曲げて本のようにし、その中にプリントを入れます。
こうすることによって、プリントの画像が直接べつな紙などに触れることがなくなり、化学薬品による変色やカビが発生したりしづらくなります。また、直接プリントに粘着テープを貼ることもないので、プリントが破れたり傷つけることもありません。

私の場合は、11x14inchのバライタ紙にプリントした作品をひとまわり大きい14x17inchのブックマットにいれています。
展示の際は、このブックマットの状態でそのまま額に挿入すれば展示することができます。プリントの販売の際もブックマットにして皆様に納品しています。

動画の中で出てくる「無酸性の・・・」は、写真に強いマット屋さんやギャラリーで手に入れることができます。東京であれば下記のお店で入手可能です。

ルーニィ247ファインアーツさん(ギャラリーの他、マット作成や額の取扱いもしている)
https://www.roonee.jp/
金丸真さん(マット作成や額の取扱い)
http://www.kanamarushin.co.jp/
PGIさん (アーカイバル処理に関する用品がかなり充実)
https://www.pgi.ac/

上記のお店は、プリントだけ渡してブックマットにする作業もしてくれるので、お金と時間に余裕があれば、是非頼んでみてください!

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